NPO特定非営利活動法人 幼児教育従事者研究開発機構

まもなく新学期がスタートということで、睡眠についてお話致します。
日本人の平均睡眠時間は7時間22分でOECD加盟30か国の最下位。
9歳から18歳を対象とした調査でもヨーロッパ諸国と比較して1〜2時間少ない。
大人も子どもも日本は世界で1番寝ていない国だそうです。

実際にある地方都市6年生の調査によると、
眠れないことが「少しある」、「かなりある」「非常にある」を合わせると、
クラスの半分ほどとなったそうです。

良い睡眠は成長を促すだけでなく、心を安定させ、記憶力を固定し、
免疫力を高めるなど、様々な働きがあります。
小児期の睡眠不足がその後の不安や抑うつにつながるなど、睡眠の大切さを示すデータはたくさんあります。

そこで、良い睡眠のアドバイスとして、
・体内リズムを保つため、生活習慣を整える。
・日中の適度な運動の習慣をつける。
・布団の中でスマホやゲームをしない。
・朝は日光を浴び、朝食をとり、夜食は控える。
・平日と休日の睡眠リズムが大きくくずれないように注意する。

こうした項目を一つでも意識した生活を新学期を前に親子で取り組んでは如何でしょうか?

2023-04-03

いよいよ、新年度が始まり新入学、進級の季節到来となりました。
子ども達は不安がありつつも、新しい出会いにワクワクドキドキの心持ちだと思われます。

一方で、先日【4月、担任の先生がいない!?今、学校が大ピンチ!】という
意見広告が新聞1面全体に大きく掲載されました。
学校は先生達の長時間労働や働き方等で深刻な問題を抱える職場と化していて、
こうした背景から、なり手が大幅に減少しているのです。

また、日本の事情とは全く違うのが北欧のフィンランドです。
フィンランドでは、教師は最も魅力のある職業であり、大学卒業生の四分の一以上が
就職選択肢の1位に教職を挙げ、教職課程に入学するには法学部や医学部に入るより難しいこともあり、
国内で最も優秀な学生が集まって来るそうです。

さて、この違いは何なのでしょうか? 
フィンランドでは、教師は国家の発展に重要な役割を担う名誉ある職業と位置づけされていて、
教員養成や教職者に対し、国は惜しみない支援をしているのだそうです。

岸田総理が掲げる「異次元の子育て支援」には、経済的支援のような場当たり的な政策だけでなく、
未来を見据えてた優秀な教育者教員の養成等にも目を向けて欲しいと思います。

2023-01-05

あけましておめでとうございます。

今年は、3年ぶりに行動制限のない新年となり、

久々に、賑やかなお正月を迎えることができたのではないでしょうか。

昔より「1年の計は元旦にあり」と申しますが、

新年、新たに目標など誓ってもなかなか長続きせず、3日坊主で終わることはよくあ
ります。

そんな3日坊主を長続きさせるコツは、目的、目標、手段をまずは明確にすることが
重要だそうです。

1年の計ではありませんが、幣NPOでは新たな取組みとして、

子ども達のウェルビーイングの向上に寄与する、

内面的な力を育むためのプログラムを提案できたらと思っております。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

2022年11月10日

年間30日以上登校せずに『不登校』とされた小中学生の数が昨年過去最多の24万人以上に増加、
また、小学校でのいじめや暴力行為も2年ぶりに増加し、最多を更新したことが文部科学省の全国調査で分かったそうです。
こうした結果に至った要因に挙げられるのはコロナ渦での影響です。
感染症対策で運動会や遠足といった行事が中止、また、グループ活動も制限されストレスを抱える子どもが増えたと分析されています。

幣NPOが実施している「父子チャレンジアカデミー」事業は、
子どものいじめや暴力行為、不登校等の問題行動を未然に防ぐための実践研究事業として2008年からスタートしました。
活動を通して、異年齢の子どもや地域外の子ども達が『つながり』を感じながら交流することで心理的社会性を高める、
保護者と一緒に身体を動かすことで心身の満足感を高める等、子ども達のストレス軽減等の効果をもたらすプログラムとして実施しています。

コロナ渦で受けた学校や家庭の環境変化でストレスを抱える子どもが増えたとされる今、
人とのつながりやコミュニケーションの必要性をあらためて再認識し、
子ども達が心身健やかに育まれるための事業プログラムを今後も提案したいと考えております。

2022年8月30日

2年ぶりに行動制限のない夏休みとなった今夏。
久しぶりに家族で遠出したご家庭も多いことでしょう。


そして、夏休みを謳歌した半面、2学期の始まりに気分が重たくなる子どもは少なく
はありません。
夏休み明けは、特に子どもの心身が不調になりやすく、周りの大人が注意を払うこと
が大切です。

頭痛や腹痛といった身体症状として表れる心の不調のサインにいつも以上に目を向
け、無理をさせないでと国立成育医療研究センターは警鐘を促しています。


そこで、前向きな気分へ変える小さな対策として、実りの秋の旬の果物で食卓に賑わいを添えてみてはいかがでしょうか?

小さな効果、期待できると思います。

6月24日

梅雨のじめじめとした日があるかと思えば、

太陽がぐんぐん気温を上昇させる日もあり、体調を崩しやすいこの季節。

お子様やご家族の体調が気になる今日この頃です。

いつも以上に、十分な睡眠、規則正しい食生活を心掛けたいですね。


さて、コロナ禍で2年間、止む無くお休みしていました、

幣NPO主催事業、父子の運動を通した交流活動「父子チャレンジアカデミー」は、

いよいよ、8月27日(土)北海道帯広市での開催を皮切りに、全国5か所で実施致します。


これまでと同様、ワクワク感のあるトップアスリートによる運動指導を親子で体験し、

『親子一緒に楽しい運動時間』のひと時をお楽しみいただきたいと思います。


本年度開催する全国5か所のスケジュールの詳細は、

8月中旬に読売新聞紙上に掲載致します。

また、父子チャレンジアカデミーFacebookでもご案内致します。


全国の元気な親子にお会いできることをアスリートをはじめ、

スタッフ一同、今から楽しみにしております。

2021年8月26日

8月も終盤、新型コロナ感染が子どもにも広がる中、感染対策で夏休みが延長になる学校、
オンライン授業になる学校等々、学校現場に混乱が生じています。
また、小中学生を対象にしたパラリンピック「学校連携観戦プログラム」では、
観戦参加か?不参加か?の決定に教員や保護者の皆さんが大わらわ、悩ましき問題となりました。
私たちの日常は昨年の3月以降、新型コロナに振り回され続け、そして、一向に改善する兆しが見えません。

実際、新型コロナに対して老若男女、子どもも保護者も苛立ちや不満、愚痴で爆発寸前ではないでしょうか?
そこで、パラリンピックを是非、ご家族でTV観戦してみてください。
格別、水泳競技は泳ぐことなど不可能とみなされそうなアスリート達が義足、義手等の補助器具なしで、
「残されたものを最大限に生かした」泳ぎは圧巻です。
大人子どもにかかわらず、小さな心のモヤモヤを払拭してくれるに違いありません。

2021年4月8日

新年度を迎え、進級、ご入学おめでとうございます。
今年は例年以上に春の訪れが早く、関東以西の桜は早々と葉桜に様変わりしました。

昨年の今頃「来年の春はマスクをはずした日常に戻っていて欲しい」と期待しつつも、
未だ新型コロナウィルス感染終息に至っておりません。
このウィルスの出現により日本はもとより世界中が大きな影響を受けましたが、
一方で、この1年でオンライン授業、リモート会議、在宅勤務等々、新しい生活スタイルも生まれました。
今後、コロナが終息した後もこうした生活様式が当たり前の日常として定着していくのかもしれません。

コロナのせいで人と人とが隔たり、コミュニケーションが取りにくい状況は続きますが、
こういう時だからこその楽しみ方を親子で提案し合ってみては如何でしょうか?
因みに、ファミリーで身体を使って遊ぶゲームを1つご紹介します。
屋内屋外年齢問わず遊べる「ツイスターゲーム」。思いがけず楽しめます。是非、お試し下さい。

DREAM AS ONE.×父子チャレンジアカデミーSPECIAL FES.

弊NPOが2008年から開催している「父子チャレンジアカデミー」は、
スポーツという場を通して、親子や子ども達が一緒に交流するという目的で開始しました。
しかしながら、今年はコロナウィルス感染拡大により、
これまでのような「リアルなスポーツ交流の場」の提供を断念せざるを得なくなりました。

これは、子ども達の学校生活の上で運動会等学校イベントでも
「密」も「集」もない新たな「非接触型」スタイルへの変容を強いられています。

そこで今回、「新しい生活様式」に沿った形体での取組にチャレンジすることとなりました。
11月28日(土)開催「DREAM AS ONE.×父子チャレンジアカデミーSPECIAL FES.」では、
初めてのオンラインでの体験活動を実施致します。
是非、多くのお子様にご参加いただければ幸いです。
申込み詳細は、TOPICSをご参照下さい。

※本事業開催にあたり、ご協力をいただきました関係者の皆様に感謝申し上げます。

2021年4月6日

新年度を迎え、ご入学、ご進級、新しい門出を迎えられました
全ての皆様、誠におめでとうございます。

とはいえ、陽春の明るい陽射しとは裏腹に、
新型コロナウィルス感染拡大により、世界中が歴史的重大局面を迎えています。

本来ならば、待ちに待った新年度ですが、全国の7割以上の幼少中高で入学式、始業式もそこそこに
5月のゴールデンウィーク終了時まで休校という状況になりました。
この判断は、学校、教職員、保護者にとって、初めての局面でその対応について、
混乱が生じるのは至極当然のことと思われます。

この時期をどう乗り越えるか?保護者には頭を抱える問題です。
そこで、普段通りの登校がある日常と変わらない規則正しい生活を送るため、
まずは、子どもと相談しながら「1日時間割表」を制作してみましょう。
最近では「1日管理カレンダー・円スケジュールのカレンダー」等のアプリもありますので、
そうしたアプリを利用して、お子さんと一緒に時間割を作られても楽しいと思います。

また、休校生活を過ごす中で問題点、ご相談等がございましたら、
お気軽に当NPO宛にご連絡いただければ幸いです。

歴史的みても類いまれな重大危機ですが、
お1人お1人が大切な命を守っていただきたいと思います。
1日も早い終息を願って止みません。

※今年度も「父子チャレンジアカデミー」は全国7ヶ所での実施を予定しております。
この重大局面が終息した後、ご案内させていただきます。

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